天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

スペイン

Nikon D4S AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 今までガウディは好きでなかった。 話題によくなるが、写真を見て良いと思ったことは無かった。 結構高名な方や、建築関係の特集を見ても、言ってみればグロテスクで、 おどろおどろしい印象しか持てなかったからだ。 実際に行った人の印象がとても良いと言うので今回尋ねたわけで、 見るまでは正直あまり期待していなかった。 なぜ実際行った人の印象と違っているかと言えば、写真が良くないのだ。 実際の印象とまるで違う写真しか世間に流通していない。 全部の写真を見たわけでないから そうでない写真もあるかも知れないが、自分は見た記憶がない。 古くは奈良原一高細江英公とかが撮っていたと思うが、 自分にとって惹かれるものは感じなかった。 おふた方の撮り方だとガウディは、物珍しく、異様で、インパクトがあり、 個性的と言うより変わり者、もっと言えば異端で結果排他的になってしまっていると思う。 人は人の撮り方だからとやかく言っても仕方がないが、 写真家は自分の印象で表現するしかないと最近つくづく思うので、 カメラで物理的に写ったデータを自分の印象に最も近づくように仕上げた。 昨日上げた分でも何かもう一つ訴える物が無いと感じ、 今日改めてやり直しをしながら一応出来たと思う。 昨日の分も比較のためそのままにして置きます。