天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

那智勝浦・熊野那智大社・那智の滝

那智の滝に感じるもの

熊野那智大社の由緒書きによれば 「西暦紀元前662年、 神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと・後の神武天皇)の一行は 丹敷浦(にしきうら・現在の那智の浜)に上陸されました。 一行が光り輝く山を見つけ、その山を目指し進んで行ったところ、 那…

アンドレ・マルロー 那智瀧図

これから人生が始まる子も来れば 自分の残り時間を噛み締めながら眺めているのかもしれない人もいる 那智の滝は今回の旅のハイライトだった。 伊勢神宮まで行くならもう少し足を延ばし那智の滝を見せたかったからだ。 アンドレ・マルローや竹本忠雄氏、那智…

那智の御瀧 飛龍神社の由来

那智の御瀧 飛龍神社の由来 神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと・後の神武天皇)は太平洋から那智の滝を遠望して那智の浜に上陸、ヤタガラスの道案内によって大和に辿り着いたといわれる。 神武東征で、八咫烏は瀬戸内海から近畿に進もうとした神…

Sony α9がやって来た-56 ソニーの考えるボケはボケの一部でしかない

GMレンズのインタビュー記事が出ている。 ・ソニーが誇る最高峰レンズ「G Master」シリーズの取り組み(後編)https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/1098822.html 折角インタビュアーの杉本利彦氏が ピント面からなだらかにボケていくことの…

スバルのアイサイトには驚いた

御神木 とても良かったそうです 以前書いたが、うちの車は91年型のW124で今年の4月に車検を迎える。 気に入っている車なので修理を重ねてもずっと乗り続けて来た。 しかし流石に塗装もやられてきて、部分ではない全塗装になると100万円かかるという。 例年車…

「那智の大楠」の胎内くぐり

楠(くすのき)の大木で、平重盛手植えの「那智の大楠」があった。 樹齢850年のご神木で、その根元には大きな空洞がある。 「護摩木」に願い事を書き、それを持ってくぐると願いが叶うそうだ。 自然にこういう穴が出来ることが不思議。 余りこの中などは撮る…

熊野古道 世界遺産と呼ぶには悲しい現状

熊野行幸110回以上で上皇法皇御宿地となった実方院跡の木斛(もっかい)の大樹 実方院跡 雪が舞っていた 熊野那智大社 こちらからではなく 大門坂から登りきったところで一旦一般道に出るが、 そこの低俗さは本当に落胆する。殆ど廃墟と化した建物や、 風…

Sony α9がやって来た-56 コンティニュアスAFの性能向上が確認できた

参道は僅かの距離で、子供同伴の人もいる。 石畳の階段を上ると大木が鬱蒼と天を突き、 山川草木悉皆に畏敬の念を持つ神道の精神を感じることが出来る。 1000年以上前から連綿と続くこの参道を歩いて行くと ふと自分が何時の時代に居るのか判然としなく…

Sony α9がやって来た-55 映画『人生フルーツ』

入り口は普通の家 庭 駅に向かう 娘が 「凄くよかった。大泣きしちゃった」 と言って帰ってきた。 私は最初の10分ぐらいしか見てなくて何も言えませんが、とても良い映画らしい。 『人生フルーツ』 津端修一さん90歳、英子さん87歳 風と雑木林と建築家夫婦の…