天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

「英国人記者が見た 世界に比類なき日本文化 」ヘンリー・S・ストークス、加瀬 英明

NIKON D70 TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical IF A061N ・三内丸山遺跡は5500年前~4000年前、丁度旧約聖書の始まりの頃に5階建てマンションと同じ高さの建物を建築していた「文明」である。古代の日本が建てたバベルの塔ならぬ青森の塔であり、遺跡という証拠が残っている。 ・世界最古の磨製石器3万年前のもので、群馬県から出土している。 ・大平山元遺跡で発見された土器は1万7千年前の物で世界最古。 ・煮炊き後のある土器も北海道や福井で発見されているが、約1万5千年前で世界最古。 ・縄文時代は戦争のための武器が殆ど出土しない。1万年以上ほぼ平和が続いた文明はわれわれの想像を絶する。 ・エジプト文明(BC3000年頃)メソポタミア文明(BC3500年頃)インダス文明(BC2300年頃) 黄河文明(BC5000年頃)と比べても遜色ない文明があった。 ・三内丸山遺跡からは1000棟以上の住居跡、35棟の高床式倉庫、10棟以上の大型建物跡、1500点の土偶、1万点以上の土器、高度な技術で作られた木製品、貝の装飾品、釣り針が出土してる。 ・ヒスイの加工品も発見されているが、ヒスイは鋼鉄よりも固い。マヤ文明と日本文明だけがヒスイの加工技術を持っていた。 ・日本各地からヒスイの加工品は出土しているが、その中の「ヒスイの大珠」は約6000年前の物で世界最古のものと言われる。