重村智計氏(早稲田大学名誉教授)の記事
嘘のクーデター情報から始まった金正男暗殺の内幕
http://ironna.jp/article/5825
『・・・新聞記者や朝鮮問題の専門家には、「金正恩体制は安定して強固だ」と断定する人が少なからずいる。それが間違いである事実が、今回の暗殺で確認された。安定していれば、暗殺の必要は無い。
金正男暗殺では、いつもテレビに登場する在日のコメンテーターが姿を消した。北朝鮮に遠慮して「金正恩委員長の指示だ」と言えないのだろう、とのウワサが飛び交っている。』
『・・・金正男暗殺で、北朝鮮は最も厳しい制裁に直面する。事実が確認されれば、マレーシアは北朝鮮と外交関係を断絶せざるをえなくなる。中国は「暗殺するな」と警告していたから、その怒りは激しい。国連の制裁決議で、石油禁輸に同意するかもしれない。
北朝鮮は、石油が一滴も出ない。しかも、外貨がなく年間わずか50万トン程度しか輸入できない。これが全面ストップすると、北朝鮮の軍隊は崩壊する。
中国はこれまで石油禁輸には反対し、ロシアは賛成しなかった。しかし、トランプ米大統領の登場と安倍晋三首相の外交で、プーチン大統領は同意するだろう。そうなると、中国だけが最後まで拒否するのは難しい。20万トンから30万トン程度の数量削減は、応じざるを得ない。
金正男暗殺で、米国は北朝鮮への「テロ支援国家」指定を再開するだろう。トランプ政権は、金正恩委員長を本気で追いつめる意向をみせている。北朝鮮の崩壊は、これまでより現実味をおびてきた。』
西岡力(東京基督教大学教授)の記事も参考になる。
「北京に核を撃ち込む」金正男暗殺は中国への宣戦布告だった
http://ironna.jp/article/5818?p=1
韓国、北朝鮮情勢は不安定さを増している。
これから何が起こってもおかしくない。日本は準備ができているのだろうか?
NIKON D70
TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical IF A061N