熊野那智大社の由緒書きによれば
「西暦紀元前662年、
神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと・後の神武天皇)の一行は
丹敷浦(にしきうら・現在の那智の浜)に上陸されました。
一行が光り輝く山を見つけ、その山を目指し進んで行ったところ、
那智御瀧を探りあてられ、
その御瀧を大己貴命(おおなむちのみこと)の現れたる御神体としてお祀りされました。
御瀧そのものを大己貴命が現れた御神体としてお祀りしております。
御瀧の水は延命長寿の水として尊ばれています」
滝の水の落ちてくるさまを
一番近づけるところまで行き眺めていると
ただ水が流れているとは思えない。
何かしらの物質だけでないものを感じる。
子供たちが寒い中
いくらでも見ていられたのも
彼らなりに感じる物があったからだろうと思う。
教会や寺院、お寺などに行った時より
自然の中の神聖な場所とか
聖地と呼ばれる所の方が神的なものを感じる。
組織化され出来上がった存在より
原初的でピュアなものが感じられる。
長浜浩明氏によると
神武天皇の即位は西暦でBC70年になっているが、
古事記や日本書紀に書かれた神武東征は
荒唐無稽な作り話ではないことが立証されている。
SONY α9
FE 28mm F2 SEL28F20