大門坂から登りきったところで一旦一般道に出るが、
そこの低俗さは本当に落胆する。殆ど廃墟と化した建物や、
風情もなにもない愚劣な土産物屋がひしめき、
世界遺産どころの話ではない。
観光客目当てを否定するわけではない。
どの店も安易な品揃えでどこでも同じ物を並べている。
商売をいけないと言いたいわけでもない。
記念に買って帰りたいような心に響く物が一つもない。
見たくもないし寄りたくもない。
余りにも今歩いてきた道と違っていて、悲しくなって来る。
世界遺産に認定してほしくて運動したのなら、
お土産屋や食堂も恥ずかしくないものにしなければ
世界遺産に笑われ呆れられてしまう事に気付いてほしいと思う。