天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

台湾 台南 林百貨店 2

展示されている当時のエレベーターの一部

最上階の食堂 今は喫茶と軽食になっていた

壁、床、階段の素材も以前に合わせて復元してるのでとても味わいがある

Nikon D500 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM  台南の林百貨店は、日本統治時代に山口県出身の林方一により創立された。 設計は梅沢捨次郎で建物は鉄筋コンクリート造の6階建てで、当時としては近代的なエレベーターを備えていてとても貴重だったという。連合国軍による大規模な空爆で壊され戦後修復されたが80年代より空きビルになっていたそうだ。 1998年に台南市により市定古跡に認定され、2010年1から修復作業が行われ、2013年1月に完成した。 修復に際しては、創業当時の姿が再現されたほか、米軍によって爆撃された跡や当時のままの床材の一部などを記録として残している。 「空襲された林百貨店は新しいスタイルの百貨店として再生し、台南のニューモダン時代の窓口となり、新しい物語が始まり、台南の新しい生活スタイルが展開されます」と言う。 単に歴史的な物だからと復元するだけでなく、おしゃれなお店として営業させ、商業的に成り立たせているのが凄いと思う。 カメラの電池が無くなりそうであまり満足に撮れていなくて申し訳ないが、 沢山のお客が来ていたし商品も十分なクオリティとセンスがあった。 林百貨店関連の映像  実際に林百貨店で流されていたものを見つけた。 https://youtu.be/FSycTQ4Ck-4 http://www.hayashi.com.tw/default.asp https://youtu.be/cu3NB_o39kY こう言う国が日本のすぐそばにあり、 国内旅行と同じかそれ以下の時間と予算で行けるのですから貴重です。

復元して3年後、大々的にお祝いした時の様子 

味のある照明器具 ポストも昔のまま

昭和の日本に紛れ込んだよう

紙袋には林百貨店の大きなロゴ

空襲された鳥居のあと そのままで復元された お賽銭が沢山上げられていた

復元された屋上

当時のままの林百貨の社旗

リノベされたトイレ

バイクはとても多い

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