この会場は、ホールと言うだけで普通の照明がされている場所で、
予定では屋外だったので想定していたレンズが使えず、
明るいレンズが必要で、AF-S VR Nikkor 200mm f/2G IF-ED を選んだ。
撮る予定数が大幅に増え、メモリーが足りず仕方なく
rawでなくjpegで撮影したものだ。
平凡な照明の下で撮りっぱなしのjpegなので心配したが、
フォトショップでレタッチすると見事なトーンが再現される。
まるで銀塩時代のモノクロ現像のように浮かび上がってくる。
以前ならば普通の明るさの室内で、
飛び回っている人物をフラッシュも使わず撮影するなんて不可能だった。
今は、荒れた粒子で色の純度が出ない、
如何にも高感度撮影でした、と言う写真でなく、
粒状性も自然で、彩度も乗ったきれいな写真が撮れるようになった。
普通のレンズでは、特に便利ズームではここまで豊かなトーンと、
美しいなだらかなボケは表現できない。
頑張っている子供たちを上品に描写する、
ニコンを代表するす素晴らしいレンズだ。
Nikon D4
AF-S VR Nikkor 200mm f/2G IF-ED