天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRは単焦点に何処まで迫れるか?

この会場は、ホールと言うだけで普通の照明がされている場所で、 予定では屋外だったので想定していたレンズが使えず、 明るいレンズが必要で、AF-S VR Nikkor 200mm f/2G IF-ED を選んだ。 撮る予定数が大幅に増え、メモリーが足りず仕方なく rawでなくjpegで撮影したものだ。 平凡な照明の下で撮りっぱなしのjpegなので心配したが、 フォトショップでレタッチすると見事なトーンが再現される。 まるで銀塩時代のモノクロ現像のように浮かび上がってくる。 以前ならば普通の明るさの室内で、 飛び回っている人物をフラッシュも使わず撮影するなんて不可能だった。 今は、荒れた粒子で色の純度が出ない、 如何にも高感度撮影でした、と言う写真でなく、 粒状性も自然で、彩度も乗ったきれいな写真が撮れるようになった。 普通のレンズでは、特に便利ズームではここまで豊かなトーンと、 美しいなだらかなボケは表現できない。 頑張っている子供たちを上品に描写する、 ニコンを代表するす素晴らしいレンズだ。 Nikon D4 AF-S VR Nikkor 200mm f/2G IF-ED