Nikon D500
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
渡部昇一さんの追悼の記事が、雑誌などに少しずつ載ってきている。
改めて大変な人物を失ったことに気付く。
本当に知の巨人と言っていい方だが、至って謙虚で、偉ぶるところの無い人だった。
学生時代の恩師や上智大学、ドイツやイギリスの留学先の先生を、幾つになっても尊敬し語っていた。
専門は英語学だが、海外の歴史から見た日本の歴史の独自性やユニークさを指摘し、
客観的に見て、日本が欧米や中国などに負けない、
誇るべき歴史と伝統をもっている事実を例を挙げ、早くから語っている。
日本及び日本人に正当な評価と自信を持たせた功績は、いくら感謝しても感謝し足りないと思う。
中国の不当な言いがかりや、韓国の理不尽さに対し、早くから証拠を上げ、
一人で有っても臆することなく、大マスコミや言論界に事実を突きつけ続けた。
戦勝国の身勝手な歴史解釈をはねのけ、事実を上げて、
過去の日本と戦死した日本人の名誉を、回復させ守り通した。
本当の知性があったから、相手が何人いても、巨大であっても怖くはなかったのだろうか。
一人でも先頭を走り、戦い続けた姿は、真の勇者と呼べるだろう。