天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

戦没者慰霊 靖国神社昇殿参拝

 

 

こんなに空いている靖国神社は初めて

 

 

 

 

 

 

手水場も水を止めていて使えません

 

 

 

 

 

お盆の13日でこの人出 信じられません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんと人いません

 

今年は15日は都合が悪く13日にしました

台風のせいもありますが 着いて申し込みをするとすぐ昇殿参拝になりました

人数も少なく我が家三人以外では あとお二人だけでした

 

玉串奉奠(たまぐしほうてん)も省略されずに出来ましたし 

何より御霊のお名前を 祝詞とともに奏上してもらえますから 

お参りした 

という実感が違います

 

 

 

戻ってくると 次の昇殿は一時間後!

 

 

 

 

 

 

 

外に出ると さっき迄の天気と打って変わり 台風らしい雨になっていました

 

 

 

 

 

参拝が早く済んだし 息子が餡蜜みたいなものを食べたいというので

参道のお店に寄りました

 

 

 

 

 

 

参拝が済むまで雨も待ってくれたようです

 

 

子供たちも大きくなり それぞれ予定もあり

普通なら 今年は参拝しなかったかもしれません

でも 台風だけど 朝一に出発すれば予定に間に合いそう 

それなら行けなくもない 

とちょっと無理をしました

 

しかし例年お参りに行っていますが 

自分は当然 会ったことがないです 

 

母の弟は二三歳でテニアンで玉砕 叔母の義父はビルマで戦死 

もう一人の方は村長もされた方で 

名前は聞いていますが 繋がりは覚えていません 

 

しかし

別に頼まれたわけではないですが 

母や 生前世話になった 

年老いた叔父や叔母たちの願いであり

東京に住む 

我が家に期待していたことは

分かりました 

 

何故か

今回は御霊に気持ちが伝わり 

参拝が台風のさなか

非常に好都合に進んだのは 

御霊たちの 御配慮のお陰 

と思えてなりません

 

 

息子と大して歳の差がない 戦死した叔父 

出征した時は息子より若かったでしょう

 

以前息子に勧めた 

自身のビルマでの戦闘と捕虜の体験 

会田雄次さんの

アーロン収容所 

を最近読み切ったそうで 感想を話してくれました

 

感情的になるでなく 作家としての文章の上手さと

人間観察の深さで 今でも名著だと思う 

と意見が合いました

 

親族の繋がりから戦没者の慰霊が始まり 

近現代史を勉強して

(特に林千勝さんの著書 YouTubeも沢山あります)

 

勝者の歴史観から抜け出すことが出来ました

 

今の日本が

何とか植民地にならず 

分割統治も避けられたのは

ここに祭られている

 

幾百万の

御霊のお陰

 

ということを

 

生き残った人

その子孫は 

 

決して忘れてはいけない

 

と思います