SONY α9
FE 28mm F2 SEL28F20
G-Masterの開発者インタビューを見た。https://www.sony.jp/ichigan/lens/G-Master/interview/
・今回0.01ミクロン単位という極めて高い表面精度を持つ超高度非球面レンズを実現できたからこそ、中心から周辺までの解像感と非常に素直なぼけ味を両立できた。
・85mm F1.4に関してはMFで厳密なピント合わせをしている方も多いと思いますが、そのレベルをAFで容易にできてしまうのはすごいことだと思います。また、85mm F1.4という、とても被写界深度の浅いレンズにも関わらず、単に瞳にピントを合わせられるだけではなく、まぶたなのか、まつ毛の先なのか、瞳の表面なのか、映りこみなのか、撮影意図に合わせてピントを合わせるポイントをさらに追い込めるだけの精度を実現しています。
・・・これは凄い事だ。1.4開放では中々ピンが来ないから数撃つか、絞って目立たないようにするかがテクニックだった。
・FE 24-70mm F2.8 GMでは、今までよりも約5倍の精度まで光学性能を追い込める設備を開発し、一本一本丹念に個体調芯することで、設計的な高いポテンシャルを十分に引き出すことが可能となり、本来相反する圧倒的な解像性能とぼけ味を高い次元で両立させることができています。FE 24-70mm F2.8 GMは設計的な進化だけでなく、製造的な進化も遂げたことにより、今までのズームレンズの水準からワンランクもツーランクも上がっている。
・・・以前のレンズと精度が違うということ。
・高解像と美しいぼけ味を両立したテレ端の圧倒的な描写、それに最短撮影距離0.96mという新たな強みが加わることで、70-200mm F2.8というレンズの撮影領域をこれまでになく広げたのがFE 70-200mm F2.8 GM OSSです・・・フローティング機構の採用は、近接撮影で増加しがちな諸収差を効果的に補正し、中心から周辺まで良好な解像感を保ちながら効果的に最短撮影距離を短縮できるだけでなく、光学性能全体の底上げをする役割も大きく果たしています。このレンズを使う方にはぜひ一度、近距離でのポートレート、最短撮影距離0.96mまで寄ったときのぼけ味を試してもらいたいですね。
・・・立体感や遠近感という言葉がどこにも登場しないのが驚きだが、最短撮影距離の短さや描写(ボケ味)は自分としては期待できるコメントだ。今度試してみよう。