風景写真を撮る時、
特に海を主体に取る時、
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL/ HSMを
付けて殆ど撮っている。
早朝の時間から暑くて居られなくなる頃までが
一番光が綺麗で絵になる時間だ。
超ワイドの12㎜から始まるので海の広さが良く出せる。
122度と言うほぼ人間の目の限界の広さが写る。
凄いパースが付くので注意が必要だが、
ちゃんとコントロールして撮ると自然な感じと、
海を見た時の広さとか大きさがとても上手く表現できる。
ついつい12mmばかり使ってしまうが、
13㎜~14㎜位に押えて使うのが綺麗にまとまるのでおすすめ。
ここぞと言う時以外は12mmは使わないのがお上品。
このレンズは初代の物だが明るさをf4.5~f5.6と抑え、
なおかつf値変動にしたので小型軽量に仕上がっている。
風景を撮るのにf2.8など要らないし、
明るいレンズは大きく重く高価に成ってしまう。
ニコンのAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDは希望小売価格:293,760円だし
キャノンのEF11-24mm F4L USMは希望小売価格450,000円 (税別)だ。
何よりこのレンズは歪曲が非常に少なく、
僅かの歪みも素直な樽型~陣笠タイプだから、
あとで簡単にレタッチで直せる。
周辺の画質が落ちるが別にかまわない。
むしろ自然で超ワイド感が出る。
現在はⅡ型が出てもう中古でしか手に入らない。
Ⅱ型は周辺画質を向上させたため歪曲が犠牲になり、
%としては歪み率は少ないが、素直な樽型~陣笠タイプでなく波打っているから、
直りきらないと非常の気持ちの悪い水平線に成ってしまう。
ニコンの14-24mm f/2.8G もソフトで直したことは無いが、
出た当初ファインダーで覗いてがっかりした覚えがある。
まだ当分このレンズを使って行く事になりそうだ。
マレーシア ランカウイ
Nikon D3
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL/ HSM