Nikon D4S
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
今回のスペインではAF設定を、オートエリアでAF-Cを基本にしていた。
カメラを振ってセンターのAFポイントで合わせるのは面倒だし、
リズムに乗って撮影が出来ない。
大体振って合わせても厳密にはフレームを合わせ直すとピントがずれるから、
大外れしないと言うだけのものだ。
以前オートエリアで撮影して結構頑張る姿を見ているから、
色々な状況のチェックも兼ねて使ってみた。
案外使えることが分かった。
AFポイントは、スナップなど何が起こるか解らないから、
センター以外は最初から選べない。
そうするといわゆる日の丸構図の写真の量産になりかねない。
町並みや、風景を撮っている時、
自然に画面に人が入ってきていい形になることがあるが、
その人にピンを合わせに行くのだ。
フレームを動かさなくても良いので構図が壊れない。
移動する人を追いかけてピンを合わせるのは中々感心する。
ひとつだけ欠点が在る
複数の合わせたいポイントがあった場合でも、
カメラに近い物に必ず合わせに行ってしまうので、
マニュアルで修正しなければならなくてリズムが壊れる。
今度のD5,D500はAFエリアモードの割り込み機能という、
一時的なモード切替が可能になったから、使うと面白いかもしれない。