Nikon D4S
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
このサイトは色温度6500度Kでガンマ2.2、輝度80cd/m²に合わせて画像を調整している。
これはWEB上での業界基準だからだが、写真をやる人間にとっては色温度が高すぎる。
写真鑑賞の基準は5500度Kだからかなり青い画面になる。
更にプリントしたり、印刷したりの場合は5000度Kが昔から印刷業界の基準だから仕方がないが、写真の方からすれば黄色い。
更に画面の明るさの基準は写真に比べ20%暗い。
写真で合わせるとシャドウ部がつぶれて見えなくなってくる。
こんな紅葉のような写真はみんな知っている被写体だからイメージしやすいが、
なかなかそれぞれの鑑賞するモニターがどのような状況か分からないので、
印刷物の様に同じ画像に成っていない事がWEB上での問題点だ。
アナログ(フィルム)時代は自分でフィルムは作れないから、
出来合いのコダックかフジ等を使ったわけだが、
今は感度も自由に1コマずつでも変えられるし、
コントラスト、粒状性、カラー、モノクロ、色傾向、
鮮やかさも自分で好きなように調整できる。
露出のミスもある程度救える。
フィルムメーカーも現像所も、場合によっては印刷会社や出版社をも、
自分の中に持っているのと同じになった。
撮影だけでなく、その先の事までコントロールすることが出来るようになったが、
そのことを理解してして、自分の物にしている人は果たしてどれだけいるのだろうか。