2018.10.10の記事
「私たちが使っている積層型センサー」はα9のモノか
http://nihonnoshojo.petit.cc/banana/2829256
にも書いたが
フォトキナ2018
ソニー・日本人プレス向け説明会 田中健二氏
http://www.digitalcamera.jp/event/20180927_photokina_sony.htm
-瞳AFは、2013年からやってきた。リアルタイムに動く。
-バドミントンでは1ミリセカンドで写真は違う。それで開発を進めている。1ミリセクの世界を追求している。
-カメラの中でのAI処理をインテグレーションしている。来春までに出して行きたい。
-AIを使うことで、いろいろなものに適用できる。ネコはもう動いている。ペットを撮りたいというニーズに応える。
-AIの辞書を差しかえることによって、いろいろなケースに対応できる。
-私たちが使っている積層型センサーはF1のエンジンのようなもの。それを使いこなすのが大変。
-高速で自由度が高いので、かえって難しい。読み出しパターンを変えてゆき別のことができる。
-ただ、AIは見えない、縁の下の力持ちだと考えている。
-AIで一番難しいのはスピードが必要なAF。速度、精度、消費電力など、いろいろなファクターがある。
『ソニーの(α9の)積層型センサーはF1のエンジンのようなもの』
これが最重要な発言だろう
これを市販車に持ってきたのがα9というのだから
ニコンやキャノンの
ミラーレスの通常型センサーでは
処理スピードが桁違いで
とても太刀打ちできない
既に毎秒60回の高速AE/AF演算をしていて
秒20回の連射を可能にしている
α9として発売したセンサー能力は膨大で
AIの方が追い付いていない
それを使いこなすAIを改良すれば
まだまだ潜在能力があるということだろう
この新AIの威力はVer.5.0として
https://youtu.be/aHmuJLVN7JA
カメラのアップグレードと呼ぶほどだ
瞳が確認できなければ瞬時に顔認識に切り替わり
顔が認識できなければ人体認識に切り替わる
顏に腕がかかっても
髪がかかってもほとんど誤作動せずに
瞳を認識しAFし続ける・・・
3月にVer.5.0、夏にVer.6.0と
まだまだAIを進化させるのは
新型カメラを彷彿とさせる
ニコンキャノンにとって
恐ろしい
ソフトウエアアップデートだ
描写の美しい
ニコンのレンズが使えるのが
また遠のいてしまう・・・