私は60年以上、書道をやってきましたが、私の書に涙を流してくれた人はいません。でもね、翔子の書には本当に多くの人が泣くんですよ。
ダウン症の書家・金澤翔子 母・泰子(1) 不思議な世界とつながる
http://www.sankei.com/life/news/180206/lif1802060010-n1.html
・・・知的障害を持って生まれた翔子には、競争心というものがまったくありません。知能指数は低いでしょう。それでもね、違う知性が育って、魂のレベルが純粋に保たれたんです。
翔子には、偉い人や有名人になりたいといった社会的な成功への欲望がまったくないんです。あるのはただ一つ。みんなに喜んでもらいたい、という思いだけなんです。そんな思いで書いた字には、不思議な力があるのだと思います・・・。
こういう人がいるんですね。
一度美術館に行ってみたい。
SONY α9
FE 70-200mm F2.8 GM OSS