天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

Nikon社長のインタビュー記事

Nikon D3S AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR Nikon社長のインタビュー記事 https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00434654?isReadConfirmed=true ・・・カメラ事業の方針は? 「構造改革はあらゆる可能性を排除しない。製品面では、やはり一眼レフの中高級機で勝負すべきだ。ジャンルトップを狙い、売上高が下がっても利益を稼ぐ。スマートフォンで育った世代には、性能面で他社に差をつけた“ニコンらしい”ミラーレスカメラを出す。産業用レンズ技術を活用し、レンズの性能で圧倒したい。一方で、遊び心も必要だ。『女性が使いやすい一眼レフ』などのプロジェクトがあっても良いのではないか」 「デジカメ」改革急務のニコン、産業用レンズ技術転用し中高級機に搭載 http://newswitch.jp/p/9579 ニコン半導体露光装置などで使う産業用レンズ技術をデジタルカメラに転用する。高画素数イメージセンサー向けに光学性能の高いレンズを開発し、カメラの基本性能を高める。2―3年内をめどに、ミラーレスカメラなどへ搭載を目指す。スマートフォンの普及によりカメラ市場が急速に縮小し、カメラ事業の改革が急務となっている。中高級機を中心に“王道”の性能を向上させ、ブランド復権を目指す。 以前ニコンのレンズ設計者とお話した際、 半導体露光装置などで使う産業用レンズの話になった。 てっきり55mmのマクロ(ニコンはマイクロ)とかですよねーと言ったら、 全然違う巨大なレンズで、ドラム缶ほどの大きさだという。 ただ性能のための大きさ、高画質は完全にオーバースペックだが、 ツァイスやシグマなどもデジカメレンズの性能の底上げをしてきた現在、 大きい、重いとして排除してきた超高性能、超高価格な自社製品から、 スペックダウン、コストダウンした商品を投入するということなんだろう。 たとえて言えば、F1で培った技術ノウハウを市販車に、ということと思う。 高性能を目指すのは機械物の宿命だが、 自分としては単焦点レンズの高画質化、 カメラの高画素化はもうそんなに必要じゃないと思う。 むしろ人的資源や予算を ・DX、FXのミラーレス化による小型軽量化、 ・高性能ズームの小型軽量化、 ・便利ズームの高画質化、 ・AFの高速、高性能化、 ・顔認識AFの進化、 ・瞳認識AFの実用化 の方に向けてもらいたいと思う。 デジカメを捨てスマホに行ってしまった多数の人は、 大きく、重く、ネットにも繋げない代物は、 高性能・高画質でも荷物でしかないからだ。ここを間違えないでほしいと思う。