NikonD3
Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D
月刊「HANADA」2017年6月号に、D・アトキンソン、A・ゼッカー、二階俊博氏らの鼎談が載っている。
「世界が驚嘆する観光大国・日本」
・2013年に1000万人だった訪日外国人が、2016年に2400万人に。わずか3年で2.4倍。
・日本の強み・・・文化 自然 安全性 食文化(A・ゼッカー アマンリゾーツ創業者)
・観光立国の4条件・・・自然 気候 文化 食事(D・アトキンソン)
・富裕層向けに一日40万のホテルをと提案すると、
一日の売り上げですねと必ず聞かれる。どの様な人が泊まるのかと聞かれるから、大名が泊まると答えると解ってくれる。
・海外の富裕層は宿泊している部屋の上下に人が泊まっていることを嫌う。
・一年間に海外に行く人の数・・・ドイツ、イギリスはほぼ人口比100%、日本は13%。
・観光も来てくださいと言うばかりでなく、日本人も出ていくべき。
海外に行く観光客の多い国は輸出量も多い。
D・アトキンソンさんの意見は何時も的確で、毎回目をとおしてしまう。
彼の自伝も連載されているが、毎回体験した日本の駄目なところが指摘されていて、
その通りと思う。
・自分に課している事
「きちんと分析すること」「予測を当てること」
優秀なアナリストの意見は、日本の将来にとって貴重である。
5月中旬発売の
「日本再生は、生産性向上しかない!」 の広告があった。
日本経済の「伸びしろ」は、生産性大改革にある。
この非効率を直せば、GDP1・5倍=600兆円突破など楽勝だ!
先進国最下位に落ちぶれた日本の生産性。昭和の常識に縛られた結果、
国際競争力がどんどん失われています。
とりわけ融通がきかない日本の観光サービス。顧客の要望に柔軟に対応できず「上から目線」が目立つ。著者は数々の政府委員や顧問を務める中で、問題の所在を見定め、働きかけていきました。すると、少しずつではあるが、業界は変わり始めたのです。
観光業の進化を起爆剤に、サービス産業改革を成し遂げれば、「失われた25年」の遅れの9割は取り戻せる。そう確信した著者が、日本経済再建の新たな処方せんを書きました。
「日本型経営」や日本人の特殊性をいくら言挙げしようと、まったく成長できていないことは、平成の経済低迷で実証済みです。
決めたことを実行できない、他人の時間を盗む、ことなかれ主義、論理的思考が苦手、クレームに弱い…企業経営と政策提案の現場で見た、「日本病」克服の道を語ります。
コレも買ってしまうのだろう・・・。