天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

お世話になったレンズ

レストラン脇の厨房辺りにはホテル猫が餌を待っていた

NikonD3 SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG このレンズは見ての通り 至近距離近くになると 周辺は 笑っちゃうほど 像が流れる まるでオールドレンズだ

しかし 12mmという 対角122度 部屋のコーナーで写真を撮れば 壁が四面入ってしまうほど 画角が広いし 歪曲が非常に少なく 発売当時唯一のレンズだった

歪みの少なさから 品位があり 4x5や6x9で 撮影した写真に混ぜても違和感が出なかった さすがに12mmだと 周辺は流れだけでなく ブルーやシアンの色が強く出るから レタッチで補正する使いこなしが必要だったが 13mmや14mmになると俄然使いやすく ピントは深いから 敢えて無限方向にずらし 被写界深度でピントをカバーするようにすると 歪みや流れが少なくなり十分使えた

このレンズと フォトショップが有ったから 銀塩4x5、6x9から デジタル35判に移行できた 有難いレンズである  その後出たⅡは 周辺の流れなどが無くなって 画質が向上したが 歪曲が波打ち 目立つようになり 改悪レンズで使えなかった