天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

聖パウロカトリック教会

ライトと共に来日した アントニン・レーモンドによる建築

今回の旅行目的 妻がここで講演会をする幹事なので 下見に

裏側もなかなか面白い

軽井沢のシンボルになっている

素朴で小さな教会

両サイドに掛けられた陶板

講演では説明がなかったが

熱心な信徒で医者のH氏が 自身の手術で生死をさまよい 生還した経験から (確か自分自身で制作し) 寄贈されたと聞いている 本人には会ったことは無いが 奥様のお家が元医院でスペースがあり 駐車場として借りていたことがあった 当時広尾に住んでいたが 駐車場がなかなか見つからなかった 今にも潰れそうな小さな不動産屋を見つけ どうせ駄目だろうと期待もせず聞いてみると あるという 銀行振込でなく毎月月末に支払いに来てくれという 今時面倒くさいなと思ったが ここしかないから了解した 小さなお家だったが 何時行ってもどなたに会っても だらしのない恰好をしていることは無かった 上がって紅茶とケーキをご馳走になることも度々だった 家族で教会から帰ってきた時に遭遇したことがあった 息子夫婦 孫のお嬢さん二人 申し分ない服装で 息子さんはともかく こんなに洋装が似合う家族は見た事が無かった 母より年上だったが スーツが似合いスタイルもよく品があった 田舎の母が履いた事も無い靴も容易に履きこなしていた お嫁さんも素敵な方で日本人にはとても着こなせない 原色の明るいスーツをよく着こなしていた 年下だとずーっと思っていたが ある時五つ年上と聞きのけ反ってしまった お祖母さんが亡くなると 私たちはお金が無いから とてもここを相続できない(住み続けられない)と言っていた その後こちらに引っ越してから 懐かしく家の前を通ったら 見たことのない家が建っていた もう長いことご家族に会っていない 皆さんお元気でしょうか?

SONY α9 FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)