天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

最速カメラに最速カードは必要か

α9はAF/AE追随、最高20コマ/秒の高速連写が自慢で 圧縮RAWで約241枚、JPEGで約362枚までの連続撮影が可能。 当然メモリーカードは最新最高速が要求されるし、あっと言う間に撮影枚数が膨大になり128GBでも足りず256GB、できれば512GBが欲しくなる。 とはいってもその容量はまだ発売されてないし、レンズが買えるほど高額だ。 そう思っていたら逆に遅いメモリーカードだとどうなるのかと思い、 手元にあったSDHC、Class 6 (C6)、30MB/s のサンディスクの8GBのSDカードで10コマ連射を試してみた。 そして気付いたが、カードの書き込み速度が遅くても、カメラ内臓のバッファーでまず記録するから撮れることは撮れるのだ。 ただそれをカードに書き込む訳だから、速度の遅いカードはバッファーの開放に時間がかかり、結局次の連写まで待ち時間が出来てしまうことになる。 自分の撮影では最高20コマ/秒、圧縮RAWで約241枚、 つまり20コマ/秒で12秒間シャッターを押し続けることはまず無いから 推奨される書き込み速度が299MB/sのカードは要らない。 普段は5コマ/秒、たまに10コマ/秒で間欠的にシャッターを押し、時々数秒連写だから90MB/sとか60MB/sの公称書き込み速度でいけるのではないかと気付いた。 そうするとメモリーカードの選択肢は広がるし、価格もずっとリーズナブルになることが分かり安心した。

SONY α9  FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)