天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

「仮想通貨」めぐる勘違い 高橋洋一さんの霞が関ウォッチ

Nikon D4S AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II 高橋洋一さんが仮想通貨について書いている。https://www.j-cast.com/2018/02/08320797.html 土台のブロックチェーン技術はすばらしいが... ・・・ 筆者が、「仮想通貨」の取引には関わっていないが、いわゆる「採掘」では古くからのファンである。ビットコインの原論文を読み、その構造の美しさに感動し、「採掘」プロジェクトに関わったこともある。その後、オタク系の集会に呼ばれて話をしたこともあり、4年前の2014年、2.5万人が2.6兆円の被害にあったマウントゴックス事件でも、債権者のための活動をしたことがある。 「仮想通貨」の土台になっているブロックチェーン技術はすばらしい。ブロックチェーンをあえて例えれば、すべての人の手形の裏書きをシステム上で行っているようなもので、ブロックチェーン(分散型台帳)をみれば、資金トレースが理屈上はできるし、その事務コストは低く、他のサービス(例えば役所の各種台帳の記録・保持)に活用すれば、「仮想通貨」でなくても、十分に社会的な価値があるだろう。 しかし、今の「仮想通貨」は、当初、その周囲にいた「オタク系」の熱い思いとは別に、単なる投機手段になりさがっている。 最近、伝統的な先物市場での取引が激減して、その反面、FXと「仮想通貨」が賑わっている。FXも「仮想通貨」も単純なので、伝統的な先物より参入障壁が低い。その結果、ブロックチェーン技術は、そうした素人を呼び込むための道具になりさがって、単に「投機」の場になっている。そこでは、単純に「いくら儲かる」という話だけだ。 そもそも「仮想通貨」というネーミングも適当ではない。資金決済法では、「通貨」ではなく「財産的価値」とされているが、単なる「電子データ」である。その「価値」もそれを信じる人で決まるものだ。 ・・・こうした意味で、仮想通貨の「取引所」を、証券のような「取引所」と同じようにいうのは誤解を招くので、道理上の名称である「交換業者」というべきだろう。 2018年2月現在の今の実情をはっきりいえば、「仮想データ」は社会として支払い手段として受け入れているところは少なく、あくまで「同好の士」の間で通用するものだ。取引も「交換業者」との相対取引で行われるので、あくまで自己責任で行うべきだ。 その上、匿名的に取引が行えると勘違いしてはいけない。ブロックチェーン技術があるので、取引記録を税務当局が入手するのも容易なので、税務当局に目をつけられたら、租税回避は難しいことも留意しておかなければいけない。 より生の発言では「ザ・ボイス そこまで言うか!」https://www.youtube.com/watch?v=wvdp-_-1DNw 36分あたりから 「仮想通貨」で儲けたといっている方、税務申告してますか~? 丸見えだそうですよ~。