天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

Sony α9がやって来た-38 本当のシャープネスとは

SONY α9 FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)

FE 85mm F1.8のレンズレビューを見たが https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/lens_review_2/1049159.html ・・・大口径F1.8というさすがの大きなボケに、モデルがぐっと浮かび上がる。ボケの質は全くクセがなく、すっきりとしたもの。ピントはモデルの右目(向かって左側の目)。程よいシャープさがあり、絞り開放でこれだけの描写を見せてくれる。是非拡大してご覧いただきたい・・・ と撮影者は褒めるが、髪の描写を見ると針金のようにバキバキである。大口径の開放でピント面がシャープだと喜ぶ人が多いが、ここまでシャープネスを上げると不自然さが出てきてしまう。 本当のシャープネスはこんなに硬くない。 柔らかく、トーンが豊富で、 質感の違いを繊細な表現で再現しながらスッキリとしていて 浮き上がって見える。 例えばニコン200mm f / 2 VR の描写を見て欲しい。 幾つもあるが Mon.08.24.2015 Thu.03.19.2015 Tue.03.08.2016 などが分かりやすいかも知れない。

銀座のクリスマス写真はコレで終わりです。