天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED で撮ってみました

8mmの至近距離

15mmの至近距離

8mmのほぼ至近距離

10mmのほぼ至近距離

8mmの至近距離

8mm

Nikon D500 AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED 新宿のニコンショールームで6月30日発売の AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED を試写してきました。 AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR も見てきましたが、 こちらは明日書きます。 結構人がいて、私と同じ2本のレンズを既に試写している人も居ました。 サンプルレンズが各2本はあるということですね。 魚眼は特殊なレンズで円形魚眼はその中でも更に独特ですが、 自分の使い方からするとどれだけ近づけるかが重要で、 倍率の数値だけでは実感がないので撮りに行ってきました。 子供や犬、猫などの動物にグッと寄って撮ると、 パースの思いっきりついた面白い写真が撮れるので、 視点が変わった写真が欲しい時にどうぞ。 子供に大受けで、面白がって撮影に協力してくれます。 このレンズの至近距離は本当に近く、フードを付けていたら間違いなくぶつかります。 因みにフードは円形魚眼の時は写り込んでしまい使えません。 10~11mmあたりから円形が消え、対角魚眼が始まるので、 そこから15mmまではフードはケラレません。 ただフードがないと間違いなくレンズをぶつけますので、 普段は付けておくことになります。

11mm

15mm

ニコンの専用RAW現像ソフトCapture NX-D には、 フィッシュアイ補正というパラメーターがあるから、 このような被写体は水平垂直を出す事が出来る。 円形魚眼のようなかなり強引な補正になる場合は、それなりに画質が劣化するので、 効果と画質の兼ね合いを見ての判断になる。 (全て開放、手持ち撮影のためピンが甘いカットやブレのあるものもあります。 レタッチはしてませんので明るさやコントラスト等も提供されたカメラ設定のままです) 既に発売済みの対角魚眼 AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED に比べ、 ほぼ十分接近できるし、(旧魚眼はもう一声寄りたいが寄れなかった) 印象として、画質はこちらが明らかに上だということは分かります。

最初の円形魚眼8mmのカットをフィッシュアイ補正をした場合 使い方によっては面白い写真になります