天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

加計学園問題は、このまま安倍官邸の「圧勝」で終わる

NIKON D70 TAMRON AF28-300mm Ultra Zoom XR 加計学園問題は、このまま安倍官邸の「圧勝」で終わる 野党マスコミは本質を読み間違えすぎた 髙橋 洋一  http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51989 筆者はこれまで、 文科省の「文書」については「存在する」という前提で書いてきている。 それが「本物」で、改ざんされていないものだったとしても、 あくまで文科省内で出回っていた文書であり、 それだけでは獣医学部新設について 「総理の意向」があったかどうかの証明にはまったく役に立たない。 この文書が作成される以前に、 文科省内閣府獣医学部の新設について議論し、 既に公表されている「国家戦略特区ワーキンググループ議事録」や、 閣議決定がある。 これらは、文科省内閣府も合意している文書である。 それに対して、 文科省の「文書」は単に一方の当事者が作成したメモにすぎない。 信用の度合いが違うのだ。 にもかかわらず、「真相解明が必要」というマスコミ・野党は、 ①2015年6月8日国家戦略特区ワーキンググループ議事録(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/150608_gijiyoushi_02.pdf) ②2015年6月29日閣議決定文科省部分、http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu22/siryo/__icsFiles/afieldfile/2015/09/02/1361479_14.pdf) ③2016年9月16日国家戦略特区ワーキンググループ議事録(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/shouchou/160916_gijiyoushi_2.pdf) という三つの文書についてはまったく言及しない。 はっきり言って、この三つの文書は文科省「文書」よりも真相解明に役立つのに、だ。 本コラムで既に書いてきたように、実はこれらを見るだけで、真相解明はできてしまう。 まず①と③をみれば、 内閣府・特区有識者委員vs.文科省農水省)による規制緩和議論は、 前者の規制緩和推進派の完勝であることが分かる。 野球で例えるならば、前者の10対0、5回コールド勝ちである (疑ってかかる前に、ぜひ読んでほしい)。 これでは、文科省のコールド負けでもしかたない。 本件に係る規制緩和の議論は、 課長レベルの事務交渉で決着がついてしまっているのだ。 だから、この問題で「総理の意向」が出てくる余地はまったくない。 それでもマスコミは、あの文科省文書が本物かどうかに焦点を当てている。 おそらく本物であっても、 それらが作成されたのは2016年9月後半であるから、 文科省への宿題の期限(2016年3月)の後になり、 しかも、③が作成された(2016年9月)後でもある。 はっきりいえば、 勝負のついた後に、文科省は言い訳を言っているだけにすぎないのだ。 「文書」にある「総理の意向」という文言は、 文科省側のでっち上げ・口実の可能性さえあると、本コラムでは前から書いている。 いずれにしても、 官邸としては文書が発見されたところで何の不都合もないのだ。 むしろ文書が見つかれば、これらの経緯が明らかになり、 文科省がまともな政策議論ができない「三流官庁」であると分かってしまうことになる。 その時点で前川氏は責任をとってもいいレベルの話なのだ。 本当に文科行政に信念があり、官邸の意向でそれが曲げられていたというなら、 2016年3月、閣議決定の期限が来たときに、 「私は閣議の方針に反対だ」といって、辞任していたら筋が通っているのだが。 もしかするとその時、 前川・前事務次官は文科官僚への天下り斡旋で忙しかったのだろうか(笑)。 前川氏は天下り斡旋を当然のように行い、 新規参入阻止、つまり既得権を擁護し新規参入者への不当差別を行いながら、 獣医学部新設については「内閣府文科省行政に横やりを入れてきた」という。 まさに、「既得権擁護」をするだけの役人人生だった、と見ることもできるのだ。 前川氏の役人人生は、 あまり褒められたものではないはずなのに、 今は勇気ある告発者としてマスコミで扱われている。 結局、無理筋であるはずの「総理の意向」という点にこだわり、 思い込みで間違えてしまった民進党は、 森友学園問題のときと同じように、 何も影響を与えられないまま、 またしても空回りして終わるだろう。 TVや新聞、ニュース記事を見ているとまるでこういう見解にはならない。 彼らは真実を伝えるのではなく反安倍でしかない。 数か月前に天下り斡旋の責任者として弾劾した人物でも、 これで安倍攻撃出来ると踏めば部下思いの善意の官僚としてもち上げる。 ゲスト、解説者、MCまで揃って総理の忖度、総理の意向、総理の友人と非難していたことを忘れてはいけない。 毎回そういう人しか呼ばず、まともな意見を言う人は登場させない。 フェイクニュースとは彼らが作っているのだ。 もう真実を伝えるふりをして、 自分たちの勝手な反安倍、親民進・共産の政策への誘導には乗らないよ。