映画「ブルックリン」を見た。
ママと息子が選んでレンタルしてきた
Blu-rayを鑑賞。
1950年代に生きる
アイルランド女性が、
国を出てニューヨーク・ブルックリンに移民しようとする。
ストーリーは特別新鮮味がある訳ではないが、
心の動きの表現が丁寧で、見る者を飽きさせない。
主人公のシアーシャローナンが秀逸。
落ち着いた表情ながら、顔だけで語れる実力を持つ。
控えめだか、芯のある演技はただものではない。
他の登場人物も立場や心情、性格が的確で自然だから、とても心に沁みる。
地味ながら、とても心に残る佳作でした。