天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

義母の四十九日

今度は覚えてくれたかな?

恥ずかしがっても嫌がられはしなかったから

オジサンは嬉しいんだ

Nikon D500 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 義母の四十九日法要が今日行われた。 今日お寺に早く着いたので、 義父の墓参りをお婆ちゃんの納骨前だけど行ってこようと思い、 桶に水だけ汲んでお参りして驚いた。 自分の実家の家紋と同じ剣片喰が墓に彫られていた。 今までも何度かお墓参りに行っていたが、なぜか気付かなかった。 そういえば以前義父がまだ元気だった頃、 義父の母が何歳かのお祝いで親族が集まるから写真を撮ってくれないかと言われ、 田舎に写真を撮りに行ったことがあった。 沢山の人たちが集まって盛大に行われたが、 その場で聞いた話によると160年ほど前に跡取りがいなくて養子をとったそうだ。 その今から五代ほど前に養子となった人物が自分の姓を名乗りたいと言い、 その時から姓が現在の姓に変ったという。 「で元の姓は?」と聞くと、自分の姓と同じだった! 義母が亡くなり妻は姉と二人姉妹で、姉の一人娘は他県で働いているし、姉の夫の実家の墓は千葉だったか茨木にあり結構遠い。姉の元気なうちはいいが、将来を考えると義母義父のお墓はうちで見てもらえないかと相談されたところだった。 自分が信州の田舎の墓に入っても、 子供たちは遠くなれば墓参りもやがてしなくなるだろう。 自分は戒名も要らないし、墓も無くてもかまわないと思っていたが、 東京であればまだ墓参りもし易いだろう。 今日改めて義父の墓を見ると義父の姓が端っこに書かれている。 「何で真ん中に書かなかったの?」 「別の姓の人でも入れる様にしたんでしょ」と当たり前のことを言われた。 もし自分が亡くなりここに入れば、 六代目か七代目かにして旧姓と同じ姓が刻まれることになる。 不思議な縁を感じる。

口紅と手鏡のおもちゃを気に入っていた

木製の車のおもちゃでは遊んでくれない

会って直ぐにこんな笑顔をしてくれるようになってオジサンはとっても嬉しいよ

不思議な雰囲気を感じているね

お婆ちゃんの四十九日の法要が始まるよ