天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

天皇陛下のお気持ちご表明

Nikon D500 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 体操男子が団体で金をとった。 苦労の末に手に入れた金メダルとは予選を見て知ったが、12年ぶりだった事は意外だった。 表彰台のシーンを見た時、嬉しそうに君が代を歌っていてちょっとびっくりした。 エースの内村航平「 声が裏返るまで歌ってやろうって皆で言っていた。すごくゆっくり流れたのでちょっと 歌いづらかったですけど、皆すごく大きな声で歌えてよかった」 今上陛下が生前退位のご意向を、お気持ちとして示された。 政治的発言にならない様に慎重にお話しされているが、平成の玉音放送のように聴かれた方もいたようだ。 そのお言葉の中に 「・・・私が天皇の位についてから,ほぼ28年,この間私は,我が国における多くの喜びの時,また悲しみの時を,人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすためには,天皇が国民に,天皇という象徴の立場への理解を求めると共に,天皇もまた,自らのありように深く心し,国民に対する理解を深め,常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において,日本の各地,とりわけ遠隔の地や島々への旅も,私は天皇の象徴的行為として,大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め,これまで私が皇后と共に行おこなって来たほぼ全国に及ぶ旅は,国内のどこにおいても,その地域を愛し,その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ,私がこの認識をもって,天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務めを,人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは,幸せなことでした」 宮内庁関係者などと思われるが、漏れ伝わる話によれば、今上陛下は、宮中祭祀を非常に大事にされ、その熱心なことは昭和天皇以上だといわれる。だから、我々のような年を取ったから端折るとか、簡単にするとかのお考えは無いと言う。 そもそも歴史上天皇は国民の為に祭祀をされるお立場だから、エンペラー(皇帝)などと言うのは間違いで、神道の最高祭祀者だから祭祀王(Priest King)と言うのが正しいと言う。(村松 剛) また引用最後のお言葉 「・・・天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務めを,人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは,幸せなことでした」 ・・・本当にありがたいことだと思う。