NIKON D100
Tamron 28-300mm f/3.5-6.3 Di VC LD
集合写真の撮り方 つづき
フラッシュの使い方 つづき
更に発展させると、日本では一般的な蛍光灯照明下で集合を撮る場合、人数が多くなるほど光量が必要になりついバウンズでなく直(直接)に光を当ててしまう方が多いが、影がきつくなり見苦しい写真になる。
天バン(天井バウンズ)で当てなければならないが、被写体との距離、天井との距離の違いで角度をうまく調節しないとムラになったり全く効かなかったりするので注意。
更に蛍光灯とフラッシュのバランスがうまく取れても、蛍光灯のグリーン被りが残ってしまう。
そこでこのグリーン被り取るために、フラッシュの発光面にグリーンフィルターをかけて同一の光にした上で、補色であるM(マゼンタ)補正して被りのない綺麗な光にするのだ。
こうすると光がよく回って、光量のないクリップオンストロボでも結構な人数の写真が綺麗に撮れる。
ただ蛍光灯を調べてグリーン被りの量をフィルターと合わせないとうまくいかない。
カラーメーターで測らないと色温度も正確に解らないから、一発勝負の時は必須の機材になる。
前もってテストする時間が取れれば、フィルターのテストが出来るから無くても何とかなるが。
ただ蛍光灯の種類によっては、G(グリーン)の量が違うし、色温度(青い、黄色い)が違うのでグリーンフィルターの濃度を選ぶだけでなく、色温度も合わせないといけないからブルーかイエローの濃度の合ったフィルターも必要になってくる。