Nikon D3
AF-S VR Nikkor 200mm f/2G IF-ED
少年野球を撮るときは、200mmでは足りなくて、500mmでも十分ではない。
でも一人で全部こなさないといけないから、
ワイドとまで行かなくても、
50mmとか70mm、100mmはどうしても欲しくなる。
すると望遠ズームに行くわけだが、
ズーム比が大きくなると、どうしても画質が犠牲になってくる。
画質だけでなく、AF速度や精度も怪しくなってくる。
映る大きさに満足できても、決定的瞬間にAFが付いて来れずに、
ピンボケ写真か、大事な瞬間を取り逃がすことになる。
改めてD3時代に購入した200mm/2の写真を見てみると、
その描写力やトリミング耐性は凄い。
望遠が欲しくて、500mm、600mmを引っ張り出してきても、
集合や、接近してのスナップは全く撮れないから、
レンズ交換するか、
もう1セットカメラを持ち歩かないといけなくなってしまう。
それは余りにも大げさになるし、チャンスを取り逃がす。
撮影事故や機材トラブル、
砂や土や泥まみれになることは避けなければいけない。
自分はそうではなくて、
一台のカメラに付けっ放しのレンズで、一脚使用に落ち着いた。
そうすると接近戦でも何とか使え、
トリミングすれば400mmは十分使え、
800mmでもピンがちゃんと来てれば問題なく使える。
200mmf2はとても器用でありながら、画質の素晴らしいレンズだ。
70-200/2.8の200mmとは明らかに違う。
解像力とか言うものでなく、
立体感もそうだが、
何よりも画像に瑞々しさが出てくるように思う。不思議だが。