天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

コシナから歪曲収差(ディストーション)を極限まで排除したレンズ

Nikon D3 Tamron 28-300mm f/3.5-6.3 Di VC LD コシナが「HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 ASPHERICAL E-mount」と「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 ASPHERICAL III E-mount」を正式発表 http://www.cosina.co.jp/e-10mm_15mm.html ・電子接点搭載のフルサイズソニーEマウント対応 ・フルサイズのイメージサークルをカバーするとともに光学系はデジタル撮像素子の仕様に最適化 ・マニュアルフォーカス・マニュアル絞り専用設計 ・非球面レンズの採用により歪曲収差(ディストーション)を極限まで排除。 ・強烈な遠近感を生かしきる最短撮影距離30cm。 ・同シリーズのラインナップを拡充する新製品、ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL III E- mountも計画中。(2016年8月発売予定) ・価格は10mm F5.6 が155000円(2016年5月発売予定)、15mm F4.5が115000円(2016年4月発売予 定)。   建築・インテリアに良さそう。風景もだけど。  建築インテリアは垂直水平にとても気を使う分野だから、 歪曲収差(ディストーション)を極限まで排除というのはとても嬉しい。 開放F値4~5.6とかあれば十分な写真の世界がある。 小型・軽量、でも高性能。 しかし価格はリーズナブル。 4X5撮影の気分で使えて、歪みのないレンズだから仕事が捗りそう。 自分が撮影した経験では、フルサイズで12mmよりワイドの必要はまず感じたことはない。 キャノンの11mmの作例を見ても間延びする感じがある。 しかしニコンの14-24だとワイドが足りない。 12~13~14(未満)が意外と使いみちのある焦点距離だと思う。 だからシグマの12-24は、とても使いやすい焦点距離で、 旧型は周辺描写の酷さやフレアの多さ、 その他ブルー系の色かぶり等欠点だらけのレンズだが、 歪曲収差の少なさは比べるレンズがないほど優秀だから、なかなか手放せない。