天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

クリスマス

1/160 秒 (f/5.6) 70.0 mm

1/160 秒 (f/7.1) 70.0 mm

1/1000 秒 (f/2.8) 50.0 mm

1/1000 秒 (f/2.8) 70.0 mm

1/1000 秒 (f/2.8) 70.0 mm

1/160 秒 (f/5.6) 30.0 mm

Nikon D4S AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 年末になると色々なところからカレンダーをいただく。 大体海外の風景写真の場合が多い。 昨日も保険会社から届いたが家族の評判が悪い。 自分だけが気に入らないと思っていたが皆同じ意見で驚いた。 幾つか理由があると思うが、まず撮ってる本人が感動して無いと思う。 なぜこの場所を選び、このアングルから狙い、この画角で切り取ったのかが分からない。 主題が何なのか、何を美しいと思ってここを撮ったのかが伝わってこない。 撮っているのは多分プロだと思うが事務的、機械的にこなしている感じだ。 細かい技術的な事をあえて言えば、 シャープネスをかけすぎ、彩度を上げすぎ、偏光フィルター使い過ぎである 光のあやを感じないし、その場の空気感が伝わってこない。 暑いのか寒いのか、朝でもなく夕暮れでもない、ただバカみたいに晴れている。 色々な場所でありながらみな同じ季節で同じ所の様に見えてしまう。 ただ使う方も使う方だと思う。選ぶ人がいて、OKを出す人がいる筈だから。 今は機材が発達しているし、普通の人が幾らでもいい写真を撮る時代だから こんな写真でなくもっとマシな物を使ってほしいと思う。