天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

タムロン 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)を使ってみて-3

1/250 秒 (f/3.2) iso20000

1/250 秒 (f/3.2) iso20000

1/250 秒 (f/3.2) iso20000

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タムロン 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)を2年半使ってみて、の感想。 シャープである。 画像の色収差を感じることは無い。 ボケも特別汚いと感じたことは無い。 手ぶれしないで撮影できる。(VCの効果は確かに感じる。) しばらくの間VRの付いていない ニコンAF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8G EDを敬遠して タムロンばかりを使っていた。 久しぶりにニコンを使ってそのファインダー像にびっくりした。 ワイドなのにピント面以外が良くボケている。それも綺麗に。 ズームだと24㎜辺りは、なかなかボケない。 しばらく使っていなかったとは言え正直驚いた。 目がタムロンの描写に馴染んでいたから。 そういえば、 以前ニコンで撮影した時、段々暗くなって、 後半のカットが幾つかブレていて、(数を撮っていたから助かったが) それからVRが付いていないレンズを持ち出さなくなったことを思い出した。 ボケが綺麗と言うのは58㎜f1.4から始まったような気でいたが、 結構以前からニコンはレンズの描写性を、 ピントの合った部分だけでなく、 その前後のアウトフォーカス部分にも注視していたのだ。 そういえば(また思い出した) 58㎜を開発したニコンのレンズ設計主査、 佐藤氏が長年考え続けたと言う 「三次元の被写体を如何にして 二次元の映像に変換するか」 また 「画面内の数%しかピントが合っていないような構図 (寄りのポートレートなど)も写真として存在する中で、 ピント面だけを評価してもどうなのか、 という考えがあった」 と述べている。 もうニコンのレンズは、 ボケの描写を考えないでレンズを開発する事は無い。 と言い切れるだろう Nikon D4 Tamron 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)