フリクションメモリー雲台 SIRUI K-20XとG-20X
三脚を使う意味はカメラの固定であるが、
撮る側としたら手持ちのアングルの自由さが失われる事が嫌である。
しかしこの雲台はカメラを固定しながら自由に向きを変えられ、
手を放しても固定されている。
三脚を使いながら、手持ち撮影に近いアングルの自由さが選べる。
高さの調節が素早くできた方がこの雲台の機能が生きるから、
この雲台を付ける三脚はリンホフのセンターポールのしっかりしたタイプが向いている。
縦位置横位置の変更が出来る、360°回転三脚座リングが付いている
70~200㎜ズームなどは大きくても結構安定して使えるが、
付いていない24~70㎜などは縦位置の時はちょっと不安定になる。
しかし三脚を使いながら、このアングルの自由さは嬉しい。
必要ならばL-ブラケットを付けて切り替えをすれば
ひと手間かかるが安定して、撮影に専念できる。
フリクションメモリーが付いている雲台はSIRUIのK-20Xだが
フリクションメモリーは付いていないが調節のできるSIRUIのG-20Xの方が
比較してみたら動きが滑らかで値段も安く、
デザインも良かったので自分はG-20Xを使っている。
フリクションつまみが単独に付いているので、
微妙に変化するトルクに対して素早く対応でき
こちらを選んだが何の問題も無い。
最近はカメラやレンズにブレ防止機能が付いている場合が多いが、
さすがに全てのブレを消せるわけではない。
スローシャッターの夕暮れ時や室内撮影で効率よく撮影が進められる。
マレーシア ランカウイ
Nikon D3
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL/ HSM