天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

お盆

1/400 秒 (f/2.2) ISO16000

1/400 秒 (f/2.2) ISO360

1/400 秒 (f/2.2) ISO16000

Nikon D4S AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G 薄明かりの中で遊ぶ子供たち。 普段は夜になったら外で遊べないが、 お盆は特別なので、車道に出ても怒られない。 どこか嬉しそう。 こんな暗く、光に恵まれない状況でも今の最新の機材を使えば、 子供たちの遊びまわる姿も自然に撮れる。 銀塩からデジタルになってしばらくは賛否両論あったが、 撮像素子がCCDからCMOSに変わり始めたころから デジタルの高感度特性がアナログを引き離して行き、 感度1万とか2万などと言う信じられない高感度が手に入ってからは アナログに留まる人は殆ど居なくなった。 更に撮れるだけでなく、画質も実用化出来るレベルに成ってくると、 撮影感度も自在に動かして写真を撮るスタイルが可能になった。 絞り・シャッタースピードを固定して、 撮影感度を明るさの状況に応じて上下させ、 写真を撮るという方法で、 各社色んな呼び方をしているが 例えばニコンは感度自動制御機能と言っているものである。 これを使えば今まで4つしか無かった明るさの制御方法 (シャッター優先・絞り優先・プログラム・マニュアル) の上を行く最も使いやすい露出コントロール方式で、 スナップなどに最も進められる。 以前なら明るい所から暗い所に移動すると、使いたいシャッター速度や 絞りをその都度変化させなければならかったが、 自分の許容できる感度を選びセットする事で 撮影その物に専念できるとても良い機能でぜひ使ってほしい。