天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

バリ 夕陽  ケチャ-3

Canon EOS 20D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL/ HSM ISO3200とかがこのカメラの限界だったから、 絞り開放でも、 シャッターが1/6秒とか1/10秒とかしか切れ無いので 肝心なところで止め切れない。 この時代のカメラの限界だった。 それでも今の現像ソフトで再現像すると、 輝度ノイズを減らしたり、 カラーノイズを消す事が出来るので、 以前より綺麗に仕上げる事が出来る。

ニッコールレンズカタログ 2015.8.4版 

追補  2015.10.20 ニコンの今のレンズカタログを見ていたら同じ場所の写真が載っていた。 当時はこんなに観客席が大きくなかった。 踊り手も以前より人数が多い。 など多少の違いはあるが、 同じ被写体をとっても撮る人によって写真が全く違う良い見本だと思う。 写真は皆同じに写り、せいぜい画質の差(カメラ・レンズの違い)、 技術の差ぐらいだと思う人が多い。 ピントが合っていない、ブレている、露出(明るさ)が正しくない…訳ではない。 良くある写真の技術的な失敗で違う訳ではない。 撮る人の方向性、 写真によって現したい物が全然違う事がハッキリしてくる。 カメラに振り回されている初歩の段階では、 こういう風に写っちゃいました、 たまたま(運よく)写りました、と言うことがほとんどだろう。 撮リ続けて行くと段々上手くなり、写した写真の、自分の表現した物と、 他人が見た印象のずれが少なくなってくる。 そうすると技術的なミスが無いこと…失敗写真であるとか無いとかよりも、 自分が撮りたかったものが写っているか、感じられるかが大事になってくる。 そうなって初めてその人の伝えたい何かが写真に現れてくる。 それが無いと写真はつまらなくて見る人も感動しない。 今時のカメラやスマホは技術的に進んできていて、 さらにカメラに自動補正ソフトが内蔵されていて ミスのない写真が誰でも簡単に撮れる時代になった。 これはこれで大変な事であるし結構なことだ。 ただ、写っているだけで何も感じない、だから何なの?と思われる写真は悲しい。 何かしら感じる写真、 自分のその時の印象が現れていて 気持ちを裏切らない写真を撮っていきたいし、 選んで残していきたいと思う。