ミーナールとはモスクの尖塔(ミナレット)のことで このクトゥブ・ミーナールはインド最初のイスラム王朝である奴隷王朝のスルタン クトゥブッディーン・アイバクが1200年代に ヒンデゥー教徒に対する勝利を記念して建てたものだそうです
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高さ72.5mで世界で最も高いミナレットですが 14世紀に4層目を修復した際 5層目とドームを加え 多分100mを越えましたが その後地震で落下し ドームは無いまま 現在に至っているそうです
ヒンドゥーとイスラム様式が混在しているのは ヒンドゥー教やジャイナ教の寺院を破壊し 石材を転用して作られたためで 不要な所は漆喰で塞いだが 後世剥がれてきたからだそうです
コーランの章句をイスラム文字で 幾何学模様のように精緻に描き 装飾としています
建築に携わった職人もヒンドゥー教徒だったそうですから 色んな宗教の栄枯衰弱がこの地であった という事です