天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

ニコンワインとニコンS4 コンタックス カール ツァイス プラナー85mm F1.4 とキャノンR6

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ずっと取っておいたニコンワインを息子の受賞祝に開けました 酒が飲めない 弱い我が家の四人で3日飲めました 笑われそうですが

ニコン羊羹はソレなりに知られていますが このニコンワインは知る人は少ないと思います 私もこのニコンワインの経緯は知りませんが 新宿ニコンサロンで写真展を開催したとき ニコンサロンから頂いたものです 酒を飲まない私は ずっとしまっていて殆ど忘れていました 飲めない私が言うのもなんですが アルコール度数が強めで とても芳醇な味がしました 

ラベルが The Nikon 描かれたイラストはレンジファインダーニコンカメラ それなら一緒に 昔中古で購入したニコンS4 を一緒に並べて 撮るのはコンタックス カールツァイス プラナー85mm F1.4 マウントアダプターCY-CRを付けて 最新ミラーレスのキャノンR6 f1.4 1/60 手持ちで 撮りました

レンジファインダーニコンS4は カルティエ ブレッソン 木村伊兵衛さん のような写真が撮りたくて 当時ライカが欲しかったが買えず 使用感のある割安の ニコンS4なら 何とか買えたシロモノで 若い頃の思い出のカメラです コンタックスカールツァイス プラナー85mm F1.4は ハッセルブラッドが幅を利かせていた時代 初めて35mm判でカールツァイスのレンズが使えるということで揃えた時のもので 随分仕事で活躍しました 人物ポートレート 物(ブツ)撮りのイメージ写真で 特に描写と発色が美しいレンズでした 

 

ドイツのフォトキナが70年の幕を閉じ ニコン羊羹の販売の終了のニュース迄がほぼ同時に流れ カメラ業界の縮小が 残念ですが 認めざるをえない時代になってきました しかし個人レベルでは 過去のレンズの名品が今でも実用になり 美しさを表現できることは ミラーレスカメラとデジタルの力で とても有り難い時代といえます