天界入路

人の心が少し温かくなって、 気持ちがちょっと優しくなる様な写真を載せていきます。 写真による小さな感動、しみじみとした気持ちを目指して行きたいです。 その為の撮影機材の話や、撮り方などの大事なコツをコンパクトに、作品としての解説などもを交えて書いていきます。

最近の病院

昨年痛めた右膝は やっと春先に直りましたが 右足をかばう変な歩き方をしていたせいか今度は左踵の痛みが出てしまうようになり そのうち治るだろうと放ってっておいたが中々痛みが引かず 長時間歩くこともままならないから 妻の薦める病院へ行ってみました 込むから朝一にと聞いていたが 開院5~10分後でもう二時間半待ちと言われてしまいました 覚悟はしていたから納得しましたが来院者の多さに驚きました でも扱いがぞんざいということは無く むしろ申し訳なさそうに丁寧に説明してくれるので人気の高さも分かる気がします QRコードで管理していて診察の進捗具合が分かるし 外で用事を済ませてくることも可能でした ベテランの看護師さんがテキパキと患者をさばき 自分の番になって診察室に入ると先生がいない 声が隣のブースで聞こえるがまだ前の人の診察が終了していないようでした 当の看護師さんは隣とコチラをの様子をうかがいながら 受付で書いた問診票を片手に 更に確認しながらより詳しくPCに打ち込んでいます 初めこの方がお医者さんと思うほど 自然の流れで症状を説明してしまいました しかし本物のお医者さんはこの後登場し 先ほどのベテラン看護師さんの打ち込んだ文章を読みながら再度確認してきました 診断の核心部分というか何度も聞かれると 自分としてもより正確で客観的な伝え方になってくる 先生も多忙な割にはよく顔を見て話してくれるし踵も確認してくれる 話が途切れないし説明や診断がスムースで感心していると 先生の向こうに座る白衣を着ていない まるで外タレの通訳のようにピッタリくついた長身の若い女性が 鬼のような速さでキーを叩いていることに気付いた 先生が話すと記者会見の会場のようにキーを叩く 時折先生がモニターを覗き 字の間違い(医学用語)を指摘したりしたが しっかり診てもらえて時間が掛った感じがしなかった その後レントゲンを三方向から撮り ついでにこれってどのくらいの照射するんですかと聞いたら 100分の3秒です と即答されました 1/33秒ですからシッカリ止まらないとブレますね 案の定不安定な姿勢のアングルは少し不鮮明でした

結果を見ながら最終診断をして 足底腱膜炎という事でした とりあえず鎮痛消炎テープを戴き三週間様子を見る事になりました 電気治療もやって見ますか?と言われ別室で体験 何とキセノンランプの照射でした 何のことは無い写真用のフラッシュと同じものを患部に当て 数秒に1回発光させて10分間 程よく温まり血行も良くなるそうです 寝台に横たわりながら踵から漏れるフラッシュの光を感じると スタジオで連写されて撮影されているような気持ちになりました

カルテ記入を代行させ 電気治療を別室で何人もこなし 別の階ではリハビリ専用のフロアを設け 可成りの人をスムースに捌き まるで工場のようでした そう この病院は生産性がいいのです! 混んでいますが応対が丁寧でやさしいから嫌でなく 時間まで外出できるから予約制に近く 電気治療は待たされず 今時の病院で盛っている理由を垣間見た気がしました